
[Tiếng Việt ở dưới ↓] 今日はベトナムの旧正月(テト)の起源・意義・習慣とそのおせち料理について紹介します。 テトは旧暦の1月1日から7日までとされています。テトは土の神、太陽の神など神様にお礼を伝えるときであり、先祖の魂が戻ってくるときであると言われます。また、ベトナムでは「1日は父親の親戚の家を訪ね、2日は母親の親戚の家を訪ね、3日は恩師の家を訪ねる」ということわざがあるように、親族や恩師の家を訪れ、お礼を示すときであると考えられます。 また、年末にベトナム人の家庭では大掃除します。そうして今年の良くない出来事や不運を外に吐き出し、家の中を整理して新年を迎えます。その後、皆は忘年会の食事を一緒に食べ、今年の良くないことや喧嘩事などをすっきりさせて新年を明るい気持ちで迎えようとします。また、繁栄・幸福を象徴するのに、北部では桃の花(Hoa dao)、南部では梅の花(Hoa mai)、そして金柑の木(Cay quat)を使って家の中を飾ります。 旧正月を過ごすことはベトナム語ではĂn tếtといい、「テトを食べる」という意味です。「食べる」という言葉から、テトの食事を一緒に召し上がることはベトナム人にとって大切であることが分かります。北部のテトの「おせち料理」は、大地を表し感謝の気持ちを示すバンチュン(bánh chưng)や幸福を表す茹で鶏肉(gà luộc)や祝福を示すベトナム風ハム(giò lụa)や人生で苦楽を分かち合う揚げ春巻き(nem rán)や幸運の色を持つソーイ・ガック(xôi gấc)などが定番です。地域によってテトの料理に違いがあります。例えば、中部と南部ではバンチュンではなく、バインテト(bánh tét)を食べることや、中部ではネムチュア(nem chua)、切り干し大根や人参などの漬物(dưa…